AIチャットを作って、人に配れるアプリを作った。
それなら、自分の講座で配っているAIも、ここで使おう。
ということで、講座で配っていたGPTs(カスタムGPT)を、すべてAIチャットつくーるへ移植しました。
2026年9月21日、開発12日目。今日はドッグフーディングの話です。 自分で作ったアプリを、自分の仕事で使いながら確かめていきます。
| 講座で使っているAI | 受講生の何を手伝うか |
|---|---|
| AIさわる前に“要件定義”手伝うくん | 作り始める前の整理。仕事の困りごとから、何を作りたいかを具体的にする |
| Claude Code / Codexなんでも質問くん | 教材をもとにした質問対応。講座の内容や、どこを見ればよいかを案内する |

移植後の実画面です。該当する2つのAIの範囲だけを撮影しています。画像を開くと拡大して確認できます。
この日の作業ログ
自分の講座のAIを移し、長い回答の出し方と、業務可視化くんからシートへ記録する流れを整えました。会話の返事を受け取るだけでなく、教材や仕事の記録として使うところまで、実際の用途に合わせて手を入れた一日でした。
| 作業 | この日に進めたこと |
|---|---|
| 講座のAIを移植 | 指示・教材・会話のきっかけを登録し、会員サイトの案内を差し替えた。実際の質問で教材に沿う回答も確かめた。 |
| 長い回答の調整 | 要件定義AIの出力と、通常AIの回答量・分割の指示を見直し、必要な回答を最後まで受け取れるよう調整した。 |
| スプレッドシートへの転記 | 業務可視化くんに、項目ごとに会話内容を記録する連携を実装。実際の連携と転記を検証した。 |
| 連携のスマホ画面 | 認証後に元の会話へ戻る流れ、シート選択、設定完了の案内を整理し、入力欄との重なりを直した。 |
| 公式AIと登録後の入口 | 事例を探す公式AIを追加し、登録後の案内、質問の候補や役割保存後の会話の扱いを調整した。 |
| 利用規約と同意 | 会話の利用、生成結果、Google連携などの扱いを確認し、承認済みの規約と同意表示へ反映した。 |
| 利用AIの選び直し | 下位変更の予約を保ったまま利用するAIを選び直し、別タブの変更も表示へ反映する処理を追加した。 |
| 流入と配布リンク | 公開ページの流入計測や、配布リンクの編集・コピー操作を整備。教材ごとの案内も更新した。 |
作る側の想定だけではなく、自分の講座で使ったからこそ、必要な調整が具体的になりました。そのきっかけが、教材AIの移植です。
まず、自分の講座を引っ越す
前日の日記では、初めて自分以外の人が使い始め、感想が届いたことを書きました。
今日はそこから、僕自身が講座の運営に使う側へ、もう一歩踏み込みました。
受講生にAIを渡す。講座の教材を読ませる。教材が変わったら、AI側も直す。質問に返ってきた答えを確かめる。
AIチャットつくーるでやりたいことが、自分の講座にはすでにあります。普段から必要な仕事を、このアプリで回してみる。 今回、全部移植した目的は、そこです。
移したのは、AIの名前だけではありません
「なんでも質問くん」は、講座の教材をもとに答えるAIです。移植では、答え方の指示と、回答の根拠になる教材を登録しました。
そして、会員サイトにあるAIの案内も更新。受講生がいつもの場所から開く先を、AIチャットつくーるへ変えています。
| 移植で揃えたもの | 確かめたこと |
|---|---|
| 答え方の指示 | どんな役割で、何について答えるAIなのか |
| 教材のナレッジ | 答える範囲と、登録した教材が合っているか |
| 会話のきっかけ | 最初の質問を始められるか |
| 会員サイトの案内 | 移植先のAIへ進めるか |
教材を登録した後は、実際に質問も入れました。講座の収録範囲を説明できるか。該当する教材を案内できるか。入れていない内容について、未収録だと答えられるか。
教材の整え方は、ナレッジ更新とPDFの整え方のガイドでも扱っています。自分の講座で、その確認を一つずつ進めた形です。
本当に使うと、長い回答が途中で切れた
要件定義を手伝うAIでは、長い開発用の指示文を出してもらったときに、回答が途中で終わる問題がありました。
短い質問に返事が来るだけなら、動いているように見えます。でも、このAIで欲しいのは、整理した内容をもとに、次の開発へ持っていける文章です。最後まで出てこないと、その用途では困る。
調べると、画面で隠れているだけではなく、保存された回答自体が途中までになっていました。そこで、長い成果物を出すAIの出力量を調整し、文やコードを途中で終わらせないための指示も見直しました。確認したケースでは、回答の末尾まで出て、全文をコピーできるところまで確かめています。
| 確認する場面 | 見たいこと |
|---|---|
| 短い質問をする | 返事が来るか |
| 講座で必要な依頼をする | 必要な成果物が最後まで出るか |
| 次の作業へ持っていく | コピーした内容を使えるか |
こういうところに気づけるのが、自分の用途で使う意味だと思います。作る側として画面を見るだけでなく、使う側として、欲しいものを最後まで受け取ってみる。
使い続ける理由が、自分の仕事の中にある
AI Crewでは、以前から「自分が使い続けるものを作る」という話をしてきました。
たこやんさんの英語学習アプリの事例も、その一つです。いくつも作った中で、実際に使い続けられるアプリが残った話を紹介しています。
自分でアプリを作っている方なら、完成の目安に「自分の仕事で一度使う」を入れてみると、確認したいことが具体的になると思います。会社コラムの「Codexで作ったアプリをすぐ開く」でも、自分が使う場面までを完了条件にする考え方を紹介しています。
僕の場合は、講座で配っていたAIがその題材になりました。
今日は移植と、実際の質問での確認まで。受講生にとって使いやすいか、教材を更新しながら無理なく運用できるかは、これから使い続けて確かめていきます。
自分の講座で使うAIを、自分で作ったアプリへ全部引っ越す。 これで、AIチャットつくーるを日々使う理由が、僕の仕事の中にできました。
翌日は、去年販売した教材の特典5つも同じやり方で移し、会員サイトの差し替えから購入者への一斉連絡までを1日で終えた話を書いています。
いつも説明していることや、繰り返し聞かれる質問。その答えが入った資料をもとにAIを作ると、自分の仕事で試せる題材になります。最初の一問は、普段、本当に聞かれる質問で。

