「GPTsが使えなくなった」と感じたら、最初に止まっている操作を確認してください。既存のGPTと会話できない、新しく作れない、共有リンクを開けないでは、調べる場所が変わります。
「GPTs 終了」「GPTs 廃止」という検索語だけから、すべてのGPTが使えなくなったとは判断できません。本記事では全面終了を確認した事実として扱っていません。2026年9月11日に確認した公式情報と、症状を整理するための確認手順をまとめます。
僕も、新規作成と既存GPTの編集を分けて考えた
2026年8月、僕はDiscordに、使っていない公開済みGPTを編集できないかという考えを書きました。その時点では、審査を通るかは分からないとも記しています。その後、名前・説明・指示・ナレッジを入れ替え、再公開できたことを別の投稿で報告しました。
ここから言えるのは、僕のそのGPTでは編集後に再公開できた、ということまでです。すべてのアカウントで現在も同じ操作ができるという保証にはなりません。ただ、講座を運営する立場では、「新しく作れない」と「配布済みのAIが使えない」を一括りにしない理由になりました。
今使えているAIまで急いで置き換える前に、止まった操作を特定します。会員向けの配布ガイドでも、利用可能な作成環境、既存GPTの編集、指示と資料を使った別の進め方を分けて準備しました。
まず、どこまで動くかを記録する
通常のチャット、別のGPT、問題があるGPTを順に開き、どこで止まるかをメモします。ログインのし直しや設定変更を繰り返す前に、エラー文と発生時刻を残しましょう。
| 症状 | 最初に確認すること |
|---|---|
| 通常のチャットも使えない | 画面の障害・通信・利用上限の案内 |
| 一つのGPTだけ開けない | URL、共有元、利用権限 |
| GPTは使えるが作れない | 現在のプラン・作成権限・ワークスペース |
| 一覧に表示されない | ログイン先、元のリンク、共有元での状態 |
| 自分は使えるが相手は使えない | 相手のアカウントと共有範囲 |
これは原因を断定する表ではありません。問い合わせや設定確認の対象を絞るための出発点です。
GPTsを作れない・作成できない場合
作成ボタンが見つからないときは、まず個人用と職場用のどちらを開いているかを確認します。組織のGPT作成・共有は管理者が制御できるため、同じ契約内でも権限の確認が必要です。OpenAI公式:GPTsと共有
本記事では、個人向け全プランの新規作成可否を確定していません。「有料なら必ず作れる」と考えて先に課金するのではなく、現在の契約画面・作成画面の案内を読んでください。既存GPTの利用や編集ができることも、新規作成の可否を証明するものではありません。
作成だけが止まっているなら、AIの目的、指示、元資料、確認用の質問を手元の文書にまとめる作業は進められます。作成前の設計手順を使うと、別の環境へ移る場合にも再利用できます。
表示されない・見つからない場合
一覧にないときは、保存していた元のURLを確認します。リンクを開けない場合は、共有元に「対象のGPTが残っているか」「共有範囲が変わっていないか」を確認してください。表示されないという一つの症状だけでは、削除・権限・ログイン先のどれが原因かは分かりません。
自分が管理するGPTなら、操作できる画面で状態を調べます。原因が分からないまま削除や再作成をすると、使えていた共有先まで変わる可能性があります。修正前に、元の設定と利用中のリンクを控えておきましょう。
利用上限の案内が出ている場合
上限を示す表示があるなら、その文面とリセット時刻を優先します。新しい会話を作っただけで利用枠が戻るとは限りません。短時間に繰り返し送信する前に、どの機能の上限なのかを確認してください。
料金と権限は別に整理すると判断しやすくなります。GPTsの無料利用・料金・制限の確認方法では、問い合わせ前に揃えたい項目を紹介しています。
解決しないときに伝える情報
サポートや組織管理者には、次の形で伝えると状況が分かりやすくなります。公開の掲示板へ書く場合は、非公開リンクやアカウント情報を除いてください。
発生した操作:既存GPTの利用/新規作成/編集/共有
発生時刻:
表示されたエラー文:
通常のチャットが使えるか:
ほかのGPTが使えるか:
利用環境:PCブラウザ/スマホアプリなど
直前に変わったこと:プラン、所属先、共有設定など
講座の案内は、影響する操作だけを書き換える
作成者だけが新規作成できないなら、受講生には引き続き使える範囲を案内します。配布済みAIが止まっているなら、教材を読む場所と人に質問する窓口を先に示します。告知で「GPTs終了」とまとめると、使えるものまで分からなくなります。
復旧後は、代表的な教材の質問を一つ送り、受講生の入口から動くことを確かめます。共有や継続利用の条件が講座に合わなくなった場合に、講座用AIの移行手順で、教材1本から別の環境を比較してください。

